1つの地域に収まらない旅程もあります。ヨーロッパから始まり、湾岸諸国を経由して、東南アジアで締めくくるサバティカル休暇。2週間で3つの大陸を回る営業出張。おおまかな方向だけ決めて、帰国日は決まっていないギャップイヤー。こうした旅で立ち寄り先ごとに別々のeSIMを買っていると、すぐに不要な手間が増えてしまいます。
グローバルeSIMなら、その手間がなくなります。1つのプラン、1回のインストール、そして国境を越えて一緒に移動する1つのデータ容量で済みます。
グローバルeSIMとは
eSIMとは、プラスチックのカードを差し込む代わりに、スマートフォンにダウンロードして使うデジタルのSIMプロファイルです。グローバルeSIMは、1か国や1つの地域ではなく、複数の大陸にまたがる多くの国々の提携ネットワークに接続するプロファイルです。
リストに載っている国に着陸すると、スマートフォンは現地のSIMを使うときとほぼ同じように、その渡航先に掲載されているネットワークの1つに登録されます。次の国へ飛んでも、そこで同じことが繰り返されます。新しく何かを読み取る必要も、差し替えるものもありません。
HelloSIMのグローバルプランはデータ専用です。現地の電話番号ではなく、モバイルインターネットを提供します。通話やメッセージはWhatsApp、FaceTime、Telegram、Viberなどのアプリで行い、普段のSIMはスマートフォンに入ったままなので、自分の番号は通話とSMSにそのまま使えます。
グローバルプランの対応範囲
最も大切なのは、グローバルプランのページを開いて、その対応国一覧を自分のルートと比べることです。この一覧はグローバルプラン専用のものなので、滞在するすべての国が載っているか確認してください。立ち寄り先が1つでも抜けていたら、その渡航先の国別プランをグローバルプランと組み合わせましょう。
プランのページには、各国でeSIMが使うネットワークも掲載されています。どこでも4G/LTEを利用でき、5Gは掲載ネットワークに5Gの表示があり、スマートフォンが対応している場合にのみ利用できます。
ほかのHelloSIMのプランと同じく、グローバルプランにもデータ量と日数の異なる選択肢があるので、旅の長さと使い方の両方に合った組み合わせを選べます。
グローバルプランが活躍する旅
- 一度に複数の地域を巡る世界一周旅行
- 来月どこにいるかまだわからない、ルートが決まっていない長期旅行
- 急に予定が変わることが多い、頻繁に飛行機に乗る人
- 同じ週に別々の大陸で打ち合わせがある、複数地域にまたがる出張
- 目的地へ向かう途中にハブ都市で2泊するような、長めの乗り継ぎ
どの場合も魅力は同じです。どこに着陸してもスマートフォンの準備ができていて、到着のたびに最初の1時間を通信手段の確保に費やさずに済みます。
乗り継ぎ中のデータ通信はどうなるか
HelloSIMのプランの日数は、購入時ではなく、eSIMが渡航先で初めてネットワークに接続したときに始まります。グローバルプランでは、この点が重要です。乗り継ぎ地も渡航先として数えられることがあるからです。
対応国で乗り継ぎのために着陸したとき、HelloSIMの回線がオンでデータローミングが有効になっていれば、そこで接続され、日数のカウントが始まります。ほとんどの旅行者にとっては、それがまさに望ましい形です。次のフライトを待つ間もメッセージが使えます。1日も無駄にしたくない場合は、乗り継ぎの間はHelloSIMの回線をオフにして空港のWi-Fiを使い、最初の本当の目的地で回線をオンにしてください。
どちらを選ぶにしても、契約中の携帯会社にローミング料金を請求されないよう、旅行中はずっと自宅の回線のデータローミングをオフにしておきましょう。
地域プランや国別プランのほうが合う場合
グローバルプランの強みは、対応範囲の広さです。旅行が世界の1つの地域に収まるなら、その地域向けのプランのほうがたいていはぴったり合います。
- ヨーロッパの複数の国を巡る2週間なら、ヨーロッパプランが向いています。
- アジアの複数の国を巡る周遊なら、すべての立ち寄り先がリストに載っている限り、アジア太平洋プランが向いています。
- 1つの国での休暇なら、その国のプランが最適です。
自分のルートに合うデータ量と日数の選択肢を見比べて、すべての立ち寄り先をカバーできる範囲で、最も絞り込んだプランを選びましょう。
長旅に必要なデータ量の見積もり方
長い旅では、データ量の見積もりが難しくなります。ビーチで読書をして過ごす1週間と、移動しながら仕事をする1週間では、使う量がまるで違うからです。まずは1週間あたりの目安から考えましょう。
- ライトな使い方(地図、メッセージ、たまの検索):1週間に約1GB
- 標準的な使い方(SNS、ネット閲覧、写真の共有):1週間に約3〜5GB
- ヘビーな使い方(動画、ビデオ通話、仕事):1週間に10GB以上
これにモバイルデータ通信を使う週の数を掛け、ホステル、ホテル、賃貸アパートなどで快適なWi-Fiを使える時間を差し引いて考えましょう。長い旅では、初日に多めに見積もるよりも、適度な量から始めて、旅の途中で「確認 / チャージ」ページ、アカウント、またはアプリから同じeSIMにチャージするほうが理にかなっていることがよくあります。
出発前の準備
- 1スマートフォンがeSIMに対応し、SIMロックが解除されていることを確認します。設定に「eSIMを追加」の項目があれば、良いサインです。
- 2ウェブサイトかHelloSIMアプリでプランを購入します。ゲスト購入なら、メールアドレスだけで済みます。
- 3QRコードはすぐにメールで届き、HelloSIMのアカウントとアプリにも保存されます。
- 4自宅のWi-Fi環境でインストールします。iPhoneでは「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」。Androidでは「ネットワークとインターネット」または「接続」から、「SIM」または「SIMマネージャー」に進みます。
- 5新しい回線に「グローバル」など、わかりやすい名前を付けます。
- 6到着したら、回線をオンにしてモバイルデータ通信用の回線に設定し、その回線のデータローミングを有効にします。データはプリペイドなので、追加料金はかかりません。
