旅行中にスマートフォンが消費するデータの大半は、自分で選んで使ったものではありません。動いていることを忘れていた写真のアップロード、こっそり自動更新するアプリ、スクロールしているだけで再生が始まる動画。こうした隠れた習慣に手を打てば、地図やメッセージを我慢しなくても、控えめな容量の旅行プランでもずっと長持ちします。
以下の15のヒントは、実行するタイミングごとにまとめています。出発前に自宅で、スマートフォンの設定で、データを最も使うアプリの中で、そして旅行中です。
出発前:自宅のWi-Fiで済ませておくこと
1. 出発前にすべてアップデートしておく
システムのアップデートや大きなアプリのアップデートは、スマートフォンがダウンロードするものの中でも最大級です。旅行前の数日間に自宅でインストールしておけば、重いダウンロードが待機したまま着陸の瞬間を待ち構える、ということはありません。
2. アプリのアップデートはWi-Fi接続時のみに
App StoreやGoogle Playの設定で、自動アップデートがWi-Fi接続時にだけ行われるようにしておきましょう(iPhoneでは、モバイルデータ通信での自動ダウンロードをオフにします)。アプリはこれまでどおり更新されますが、それが旅行プランではなくホテルのWi-Fiで行われるようになります。
3. モバイルデータでのクラウド写真バックアップを一時停止する
旅行中の写真や動画は、まさにバックアップアプリがアップロードしたがるもので、動画ファイルは大容量です。iCloud写真、Googleフォトなど、使っているサービスをWi-Fi接続時のみバックアップする設定にして、毎晩まとめて同期させましょう。
4. 立ち寄る場所すべてのオフラインマップをダウンロードする
訪れる都市や地域ごとにオフラインマップを用意しておけば、地図や保存した場所、多くのアプリではルート案内も、データをほとんど、またはまったく使わずに利用できます。電波の弱い場所に着いたときの心強いバックアップにもなります。
5. 音楽、ポッドキャスト、番組をスマートフォンに入れておく
移動中のストリーミングは、プランの容量を最も早く使い切る原因の1つです。自宅のWi-Fiにつながっているうちに、プレイリスト、ポッドキャストのエピソード、見ている番組を何話かダウンロードしておきましょう。
スマートフォンのデータ節約機能をオンにする
6. 省データモードやデータセーバーをオンにする
iPhoneでは「設定」→「モバイル通信」で旅行用の回線をタップし、「省データモード」を探します(iOSのバージョンによって「データモード」または「通信のオプション」の中にあります)。自動アップデートや写真の同期などのバックグラウンド処理を一時停止し、アプリにデータ使用量を抑えるよう求める機能です。Androidでは同様の機能はたいてい「データセーバー」と呼ばれ、Pixelでは「ネットワークとインターネット」、Samsungでは「接続」→「データ使用量」にあります。表記はメーカーによって異なります。
7. データ通信が不要なアプリを遮断する
iPhoneの「モバイル通信」画面を下にスクロールすると、アプリごとのスイッチが並んでいます。ゲーム、ショッピングアプリ、2つ目のメールアカウントなど、Wi-Fiのない場所で動く必要のないものはオフにしましょう。Androidでは、アプリ情報のページを開いて「モバイルデータ」を選び、そのアプリのバックグラウンドデータをオフにします。
8. 弱いWi-Fiをモバイルデータで補わせない
ホテルのWi-Fiが不安定だと、スマートフォンはページを読み込み続けるために、こっそりモバイルデータに切り替えることがあります。iPhoneでは「モバイル通信」画面の一番下にある「Wi-Fiアシスト」がこの機能です。Androidにも同様の機能があり、「アダプティブWi-Fi」や「モバイルデータに切り替え」といった名前のことがよくあります。これをオフにすれば、いつプランのデータを使うかを自分でコントロールできます。
9. バックグラウンド更新を制限する
アプリは、見ていないときでもフィード、受信トレイ、ウィジェットを更新しています。iPhoneでは「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をWi-Fiのみに設定できます。Androidでは、6番のデータセーバーがすでにほとんどのバックグラウンド通信を制限しています。
データを食うアプリを手なずける
10. SNSアプリの自動再生をオフにする
スクロールするだけで動画が始まるフィードは、典型的なデータ消費の原因です。ほとんどのSNSアプリには、Wi-Fi接続時のみ自動再生する設定や、軽い画像や動画を読み込むデータセーバーモードがあります。
11. ストリーミングの画質を下げる
モバイルデータでストリーミングするなら、動画は標準画質か低画質に、音楽アプリでは高音質ではなく標準の音質を選びましょう。スマートフォンの画面では、画質の違いはデータ量の違いよりもはるかに小さいものです。
12. メッセージアプリのメディア自動ダウンロードを止める
グループチャットには、写真、ボイスメッセージ、動画クリップがどんどんたまります。WhatsApp(「設定」→「ストレージとデータ」→「メディアの自動ダウンロード」)などのアプリでは、メディアのダウンロードをWi-Fi接続時のみに設定し、本当に開きたいファイルだけをタップしましょう。
13. ちょっとした連絡なら、ビデオより音声で
同じアプリでも、ビデオ通話は音声通話よりはるかに多くのデータを使います。無事に着いたと伝えるだけなら、音声通話やボイスメッセージで十分です。長いビデオ通話は、安定したWi-Fiがあるときにとっておきましょう。
旅行中:Wi-Fiを賢く使い、使用量を把握する
14. 重い作業はWi-Fiで。ただしネットバンキングは別
大きなアップロード、翌日に備えたダウンロード、長いビデオ通話は、ホテルやアパートのWi-Fiで行いましょう。ただし、ネットバンキング、支払い、大事なアカウントへのログインには、オープンな公衆ネットワークより自分のモバイルデータ回線のほうが通常は安全です。これは使う価値のあるデータです。
15. 使用量をチェックし、使い切る前にチャージする
着陸したらスマートフォンのデータ通信量のカウンターをリセットしておけば(iPhoneでは「モバイル通信」画面の一番下に「統計情報をリセット」があります)、旅行中にどれだけ使ったかが正確にわかります。HelloSIMなら、アカウントやアプリでデータ残量も確認できます。足りなくなったら同じeSIMにチャージできるので、新しいQRコードも再インストールも必要ありません。
そもそも、どれくらいのデータを見込めばいい?
データの節約は、適切な容量のプランと組み合わせると最も効果的です。目安として、地図やメッセージ中心の軽い使い方なら週1GB程度、SNSやウェブ閲覧をする普通の使い方なら週3〜5GB程度、動画、ビデオ通話、仕事などのヘビーな使い方なら週10GB以上になることもあります。これらのヒントで1段階下のカテゴリーに移れるなら、小さめのプランから始めて、旅で必要になったときだけデータを追加すればよいのです。
HelloSIMには、国別プラン、地域プラン、そして複数の地域にまたがる旅行向けのグローバルプランがあるので、使い方の習慣だけでなく、ルートに合わせてプランを選べます。
1回の旅行で複数の地域を回るなら、1つのeSIMを最後まで使い続けられます。
