帰国して1か月後に届く携帯電話の請求書ほど、ありがたくない旅のおみやげはそうありません。プリペイドの旅行用データ通信は、まさにこの問題を解決するためのものです。必要な分を決め、出発前に支払い、それを使う。使い切ったらそれで終わりです。追加したいと思ったときだけ、データを足せばいいのです。
このガイドでは、プリペイドeSIMの仕組み、毎月の契約プランとの違い、データが残り少なくなったときにどうなるのか、そしてどんな旅に向いているのかを説明します。
プリペイドと契約プラン:基本的な違い
契約プラン、つまり月額プランは、使ったあとに請求されます。スマートフォンを使うと、月末に携帯会社がデータ容量の料金に加えて、海外ローミングを含む容量外の利用分を請求します。国内では便利ですが、海外では、データ通信にいくらかかったのかが請求書が届くまでわからないということです。
プリペイドプランは、この順番が逆になります。決まった日数有効な、決まった量のデータの代金を先に支払います。月々の請求も、与信審査も、購入したプラン以外の縛りもありません。
プリペイドeSIMとは、この仕組みをデジタルのSIMで提供するものです。残高の入ったプラスチックのカードを買う代わりに、オンラインでデータプランを購入し、QRコードを受け取って、スマートフォンに追加の回線としてインストールします。
前払い式が旅行に向いている理由
契約プランでの海外ローミングは、1日単位の定額料金やメガバイト単位の従量課金になっていることが多く、料金やルールは携帯会社や渡航先によって大きく異なります。特定の国が含まれるプランもあれば、1日ごとに料金がかかるプランもあり、たくさん使う人は合計額が大きくなることがあります。出発前に、自分の料金プランのローミングに関する項目を読んでおくとよいでしょう。
プリペイドeSIMなら、そうした不安がなくなります。
- 旅行前に費用がわかる。 プランの料金が、そのままデータ通信の費用です。
- 高額請求に驚かされない。 データは前払いなので、eSIMを使っても後から請求額が増えることはありません。
- 契約の縛りがない。 1回の旅行のために購入するだけで、その後も縛られることはありません。
- 自分のSIMはそのまま。 HelloSIMのeSIMはデータ専用で、自分のSIMと並べて使うので、いつもの番号で通話やSMSを使い続けられます。
「思わぬ請求がない」という約束を守るために、注意点が1つあります。旅行中は自宅の回線のデータローミングをオフにしてください。そうしないと、アプリがバックグラウンドでこっそり契約中の携帯会社のデータ通信を使い、その分は通常どおり携帯会社から請求されてしまいます。
支払った代金で手に入るもの
プリペイドの旅行用eSIMプランは、2つの数字と対応エリアで決まります。
- データ:ギガバイト単位のデータ容量。
- 日数:プランの有効期間。
- 対応エリア:1か国、ヨーロッパ、アジア太平洋、中南米などの複数国のまとまり、または大陸をまたぐ旅行向けのグローバルプラン。
一部の渡航先では、決まったデータ容量のプランに加えて、無制限タイプのプランも用意しています。
大切なのは、HelloSIMのプランの日数は購入時には始まらないということです。カウントダウンが始まるのは、eSIMが渡航先で初めて接続したときです。そのため、前もって購入し、自宅のWi-Fiでインストールしておいても、その間に何も損はしません。
容量の目安としては、主に地図とメッセージだけなら1週間に約1GB、ネット閲覧やSNSを日常的に使うなら1週間に3〜5GB、動画のストリーミングやリモートワークをするなら10GB以上を見込んでおきましょう。
旅行中のチャージ
プリペイドだからといって、身動きが取れなくなるわけではありません。旅行が延びたり、予定より多くデータを使ったりした場合は、今使っているeSIMにデータを買い足すだけです。HelloSIMのチャージは「確認 / チャージ」ページ、アカウント、またはアプリから購入でき、既存の回線に追加されるので、2回目のインストールは必要ありません。
賢いのは、数日ごとに使用量を確認し、データがゼロになる前にチャージしておくことです。知らない街の真ん中で地図が読み込めなくなるまで待つ必要はありません。
データや日数がなくなったらどうなるか
プリペイドプランは、データ容量を使い切るか日数が尽きるか、どちらか先に来た時点で終了します。その時点で、eSIMはモバイルデータ通信を提供しなくなるだけです。超過料金も後からの請求もなく、自動的に割高な料金に切り替わることもありません。
その時点での選択肢は次のとおりです。
- 1もっとデータが必要なら、同じeSIMにチャージする。
- 2少しだけ必要なら、残りの旅行はWi-Fiでしのぐ。
- 3旅行が終わっているなら、そのままにしておく。
その間も自宅のSIMには何の影響もないので、いつもの番号での通話やSMSは普段どおり使えます。
プリペイドeSIMが向いている人
プリペイドの旅行用データ通信は、特に次のような人に向いています。
- 旅行の費用をはっきりさせたい、帰国後に手続きをしたくない休暇中の旅行者。
- 年に数回の旅行のために、自宅の契約プランを変えたくないたまに旅行する人。
- 1つの地域プランやグローバルプランで、次々と現地SIMを買う手間を省ける複数国を回る旅行。
- スマートフォンごとに専用のeSIMとデータ容量を用意できる家族旅行。eSIMは1台のスマートフォンにインストールして使います。
- 支払い後すぐにQRコードがメールで届くので、急に旅行が決まった人。
一方、地元の店舗などからの電話を受けるために現地の電話番号が必要な場合には、あまり向いていません。HelloSIMのeSIMはデータ専用だからです。ただし、WhatsApp、FaceTime、Telegram、Viberでの通話やメッセージは普段どおり使えます。もちろん、スマートフォンがeSIMに対応し、SIMロックが解除されている必要があります。
支払いと返金
HelloSIMでは、Visa、Mastercard、American Express、Apple Pay、Google Pay、HelloSIMウォレットの残高でお支払いいただけます。価格はユーロ建てで、口座が別の通貨の場合は、カード会社や銀行が自動的に換算します。サイトでは参考として、USD、GBP、CHFで価格を表示することもできます。メールアドレスだけで、ゲストとして購入できます。
eSIMはデジタル商品のため、お届け後の販売はすべて確定となります。例外は、サポートでも解決できない技術的な不具合が確認され、データが一切使用されていない場合です。うまく動かないことがあれば、サポートチームにメール([email protected]、24時間以内に返信)またはHelloSIMアプリのライブチャットでご連絡ください。
