到着して機内モードを解除したのに、何も読み込まれない。eSIMが故障していると決めつける前に、まずは落ち着きましょう。旅行用eSIMがつながらないとき、原因はプランの不具合ではなく、たいてい設定にあります。以下の対処法は、よくある原因から順に並べています。上から順に試し、ひとつ試すごとに接続を確認してください。
まずステータスバーを確認する
スマートフォンの表示を見れば、原因をすばやく絞り込めます。
- アンテナが立たない、または「圏外」:スマートフォンがネットワークに登録されていません。対処法1、2、5、6、7から始めましょう。
- アンテナは立つが何も読み込まれない:ネットワークにはつながっていますが、eSIM経由でデータが流れていません。対処法3、4、10、11が有力です。
- 昨日は使えたのに今日は使えない:対処法9へ進んでください。
回線とデータの設定
1. 今いる場所がプランの対象か確認する
eSIMが接続できるのは、プランの対象となっている目的地だけです。国別プランはその国で、地域プランやグローバルプランはリストに載っている国で使えます。購入後に国境を越えた場合は、プランページを確認してください。
2. eSIMの回線がオンになっているか確認する
iPhoneでは「設定」→「モバイル通信」でHelloSIMの回線をタップし、「この回線をオンにする」が有効になっているか確認します。Androidでは「SIM」または「SIMマネージャー」の画面を開き、eSIMがオンになっていることを確認します。
3. eSIMをモバイルデータ通信の回線に設定する
スマートフォンがデータ通信に使う回線は、一度に1本だけです。iPhoneでは「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」、AndroidではSIM設定の中の「モバイルデータ」や「優先SIM」の項目を探し、HelloSIMの回線を選びます。
4. eSIMの回線のデータローミングをオンにする
旅行者が最も見落としがちなのがこのステップです。HelloSIMのeSIMは現地のネットワークにローミング接続して動作するため、その回線のデータローミングをオンにする必要があります。データはプリペイド済みなので、追加料金はかかりません。普段の回線のデータローミングはオフのままにしておけば、契約中の携帯会社から料金を請求されることはありません。
ネットワーク関連の対処法
5. 機内モードをオン・オフする
機内モードをオンにして数秒待ち、オフに戻します。スマートフォンがネットワークを探し直すので、到着直後の不具合の多くが、意外なほどこれで直ります。
6. スマートフォンを再起動する
完全に再起動すると、機内モードの切り替えよりも多くのことがリセットされます。電源を完全に切り、少し待ってから入れ直してください。
7. ネットワークを手動で選択する
自動選択では、eSIMが使えないネットワークにつかまったままになることがあり、特に国境付近で起こりがちです。eSIMの回線のネットワーク設定(iPhoneでは「ネットワーク選択」、多くのAndroidでは「ネットワーク事業者」)で自動選択をオフにし、一覧が表示されるのを待ってから、プランページに記載されている目的地の対応ネットワークを1つ選びます。最初のネットワークでうまくいかなければ、一覧から別のものを試してください。
8. 5Gから4G/LTEに切り替える
5Gが使えるのは、目的地の対応ネットワークに5Gの表示がある場合だけです。スマートフォンが5Gを探し続けるようなら、eSIMの回線を4G/LTEに設定しましょう。iPhoneでは「音声通話とデータ」、Androidでは「優先ネットワークの種類」から変更できます。
プランと端末のチェック
9. データ残量と残り日数を確認する
eSIMが使えていたのに止まった場合は、データ容量か日数が尽きている可能性があります。「確認 / チャージ」ページ、HelloSIMアカウント、またはアプリで残量を確認し、必要なら同じeSIMにチャージしてください。
10. Wi-FiとVPNをオフにして試す
Wi-Fiがオンだとモバイルデータの状態がわかりにくくなり、VPNが新しい接続の通信をブロックすることもあります。いったん両方をオフにして、ページが読み込めるか試してください。
11. APNを確認する
旅行用eSIMでは通常、アクセスポイント名(APN)が自動で設定されます。eSIMの回線のAPN欄(iPhoneでは「モバイルデータ通信ネットワーク」、Androidでは「アクセスポイント名」)が空欄だったり、見慣れない値が入っていたりする場合は、推測で入力せず、サポートに正しい値を問い合わせてください。
12. そもそもインストールできなかった場合は端末を確認する
最初の段階でeSIMがインストールできなかった場合、スマートフォンがeSIMに対応していないか、SIMロックがかかっている可能性があります。「設定」に「eSIMを追加」の項目があるか確認し、SIMロックが解除されているかどうかを契約中の携帯会社に問い合わせてください。なお、中国本土、香港、マカオで販売された多くのiPhoneは、eSIMではなく物理SIMスロットを2つ備えています。
やってはいけないこと
- eSIMを削除しない。 QRコードは一度だけインストールすることを前提としているため、「やり直し」のつもりでeSIMを削除すると、使えなくなってしまうおそれがあります。まずはサポートに相談してください。
- 回避策として、普段の回線のデータローミングをオンにしない。 これこそが、携帯会社のローミング料金が発生する典型的なパターンです。
- QRコードを別のスマートフォンで試さない。 1つのeSIMをインストールできるのは、1台のスマートフォンだけです。
HelloSIMサポートに連絡するタイミング
リストをすべて試してもデータ通信ができない場合は、メール([email protected]、24時間以内に返信)またはHelloSIMアプリのライブチャットでHelloSIMにご連絡ください。先にWi-Fiに接続し、次の情報を添えていただくとスムーズです。
- スマートフォンの機種とソフトウェアのバージョン
- 今いる国と都市
- ステータスバーの表示(「圏外」か、アンテナは立つがネットにつながらないか)
- eSIMの回線の設定画面のスクリーンショット
- すでに試した対処法
eSIMのお届け後は、すべての販売が確定となります。例外は1つだけで、サポートでも解決できない技術的な不具合が確認され、かつそのeSIMでデータが一切使用されていない場合です。
