海外の大学での最初の数日間は、やることリストでいっぱいです。鍵の受け取り、目的の建物探し、履修登録、新しい銀行口座、見慣れないものばかりのスーパー。スマートフォンをネットにつなぐことまで、そのリストに加える必要はありません。出発前に旅行用eSIMをインストールしておけば、着陸した瞬間から地図もメッセージも大学からのメールも使えます。
このガイドは、1学期の留学、1年間の交換留学、学位取得のための留学に出発する学生と、子どもからちゃんと連絡が来るか確かめたい保護者の方に向けたものです。
最初の数週間が難しい理由
現地の携帯電話の契約は、留学生が最初に取りかかる手続きの1つであることが多く、すぐに済むとは限りません。国や携帯会社によっては、現地の住所、現地の銀行口座、特定の書類など、まだ持っていないものを契約時に求められることがあります。その間にも、宿泊先を探し、歓迎のメールを読み、新しいルームメイトと連絡を取らなければなりません。
プリペイドのデータeSIMなら、その空白を埋められます。購入に現地での書類は必要なく、到着すれば接続され、ほかのことを片付けている間もモバイルインターネットを使えます。滞在期間中ずっとeSIMで済ませる学生もいれば、最初の数週間だけ使って、あとで決める学生もいます。
データ専用が学生にとって意味すること
HelloSIMのeSIMはデータ専用です。モバイルインターネットは使えますが、現地の電話番号はなく、通常の通話やSMSも使えません。実際には、次のようになります。
- 友達とのチャットや通話は、WhatsApp、FaceTime、Telegram、Viberで行います。どれもデータ通信で動きます。
- 普段のSIMはスマートフォンに入ったままなので、いつもの番号で通話やSMSを受けられます。自国の銀行から届くセキュリティコードも受け取れます。
- WhatsAppはいつもの番号に紐づいたままなので、家族や昔からの友達とのグループチャットも、これまでとまったく同じように続けられます。
現地の番号が役立つ場面が1つあります。大家さんから銀行まで、現地のサービスの中には、申し込みの際に現地の電話番号を求めるところがあります。そうなったら、eSIMと一緒に現地のSIMを使うことを考えるタイミングです。多くのスマートフォンは、両方を同時に使えます。
データを使い切らずに家族とつながる
データが最も早く減るのは、ビデオ通話です。夜に実家とモバイルデータ通信で長いビデオ通話を1回するだけで、1週間分のメッセージより多くのデータを使うこともあります。いくつかの簡単な習慣が役立ちます。
- 長いビデオ通話は、キャンパスや寮のWi-Fiにつながっているときにする。
- 外出中は、音声のみの通話を使う。
- 家族のチャットでは、動画の代わりにボイスメッセージを送る。
- モバイルデータ通信中は、メッセージアプリのメディアの自動ダウンロードをオフにする。
保護者の方にもできることがあります。メールアドレスだけでゲストとして購入できるので、保護者がeSIMを購入し、QRコードのメールを学生に転送できます。そのメールは他人に見せず、eSIMは学生本人のスマートフォンにだけインストールしてください。eSIMは1台のスマートフォンにインストールして使うものだからです。
学生が実際に使うデータ量
学生生活には、データを多く使う日も少ない日もあります。モバイルデータ通信を使う1週間ごとに、次の目安を参考にしてください。
- ライト(地図、メッセージ、メール):約1GB
- 標準(SNS、ネット閲覧、たまの短い動画):3〜5GB
- ヘビー(ストリーミング、ビデオ通話、スマートフォンからの課題のアップロード):10GB以上
ほとんどの学生は1日の大半を大学や寮のWi-Fiで過ごすので、モバイルデータ通信の使用量はライトから標準の範囲に収まることがよくあります。講義の録画、課題図書のリスト、オフラインマップはWi-Fiでダウンロードし、アプリのアップデートや写真のバックアップはWi-Fi接続時のみに設定しましょう。足りなくなったら、「確認 / チャージ」ページ、HelloSIMアカウント、またはアプリから同じeSIMにデータを追加できます。再インストールは必要ありません。
出発前の準備チェックリスト
- 1スマートフォンを確認する。 eSIMに対応し、SIMロックが解除されている必要があります。自国で契約とセットで購入したスマートフォンなら、出発前に携帯会社にSIMロックが解除されているか確認しましょう。中国本土、香港、マカオで販売されたiPhoneの多くは、eSIMではなく物理SIMスロットを2つ備えています。
- 2留学先の国のプランを選ぶ。 最初の数週間に合ったデータ量と日数を選びます。
- 3自宅のWi-Fi環境でインストールする。 QRコードはすぐにメールで届きます。iPhoneでは「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」に進み、Androidでは「ネットワークとインターネット」または「接続」の中の「SIM」や「SIMマネージャー」を探します。
- 4回線に名前を付ける。 「留学」などの名前にしておけば、普段のSIMと区別しやすくなります。
- 5日数が減る心配はいらない。 プランの有効期間は、購入時やインストール時ではなく、eSIMが渡航先で初めて接続したときに始まります。
- 6到着したら、eSIMをオンにしてモバイルデータ通信用の回線に設定し、その回線のデータローミングをオンにします。普段の回線では、データローミングをオフのままにしておきましょう。
最初の1か月が過ぎたら
生活が落ち着いたら、合理的な選択肢は3つあります。eSIMで問題なければ、そのままチャージを続ける。住所と銀行口座ができたら現地のSIMを追加し、自国からの認証コードを受け取るためにいつもの番号は残しておく。あるいは、その両方を組み合わせる方法です。
ヨーロッパに留学していて、週末に近隣の国へ旅行する予定があるなら、地域プランなら掲載されている国々を1つのeSIMでカバーできます。思いつきの週末旅行のたびに、駅で新しいSIMを探す必要はありません。
うまくいかないことがあれば、HelloSIMサポートにメール([email protected])またはHelloSIMアプリのライブチャットでご相談ください。
