海外でのロードトリップでは、かつてグローブボックスいっぱいの紙が担っていた役割をスマートフォンがこなします。地図、交通情報、ガソリン価格の掲示板、レストランガイド、そしてホテルのフロント。ルートが国境をまたげば、足元のネットワークも変わり、ときには高速道路の真ん中で切り替わります。データの計画はルート計画の一部であり、ランチをどこでとるか決めるよりずっと短い時間で済みます。
道中でスマートフォンがすること、必要なデータ量
まず思い浮かぶのはリアルタイムのナビです。地図アプリは走行中に地図の詳細や交通情報をダウンロードします。動画に比べれば比較的軽いものの、長時間の運転、頻繁なルートの再検索、ガソリンスタンドや駐車場の検索が重なると、使用量は積み重なっていきます。
たいてい、もっと多くのデータを使うのはそれ以外のものです。
- 車内でストリーミングする音楽やポッドキャスト:長い1日なら、ナビそのものより多くのデータを使うこともよくあります
- 車の画面へのスマートフォン連携:スマートフォンの接続で動くため、表示されるものはすべてプランのデータ量にカウントされます
- 同乗者:休憩の合間にSNSをスクロールしたり、動画を見たりします
- 翌晩の宿の予約や、移動中のレビューのチェック
計画は週単位で考えましょう。ナビとメッセージならおよそ週1GB、ウェブ閲覧やSNSを加えると週3〜5GB、動画、ビデオ通話、仕事なら週10GB以上です。1日中音楽をストリーミングする車なら、多めの側に近いと考えてください。
ルートに合ったプランを選ぶ
ほかの目的地へ向かう途中で1時間だけ通過する国も含め、ルートが通るすべての国を書き出します。そのうえで、次のように選びます。
- 1つの国だけ:たとえばアルバニアの海岸沿いを走る、アンダルシアを周遊する、といった旅なら、国別プランでカバーできます。
- 隣り合う複数の国:地域プランなら、国境を越えても1つのeSIMのままです。HelloSIMには、ヨーロッパ、バルカン半島、北米、ラテンアメリカ、コーカサスなどの地域プランがあります。プランの対象国リストで、ルート上のすべての国が含まれているか確認してください。
- 複数の地域にまたがる非常に長い旅:複数の地域プランを組み合わせるより、グローバルプランのほうがシンプルなこともあります。
プランはデータ量と日数で異なるので、日数は旅程に合わせましょう。寄り道で旅が延びても、あとから同じeSIMにデータを追加できます。
国境を越えると接続はどうなるか
両方の国をカバーする地域プランやグローバルプランなら、国境を越えるときに何もする必要はありません。次の国に入ると、スマートフォンがその国のネットワークを探して接続します。特に峠道、トンネル、人里離れた国境地帯では少しの間つながらないことがあり、新しいネットワークに落ち着くまで少し時間がかかることもあります。
国境を過ぎてしばらくたってもデータ通信ができない場合は、次の手順を試してください。
- 1機内モードをオンにしてからオフにします。
- 2旅行用の回線のネットワーク選択が「自動」になっているか確認します。
- 3必要ならスマートフォンを再起動します。
国境では、注意したい状況が2つあります。1つ目は、国境付近ではスマートフォンが隣の国のネットワークを拾うことがある点です。国別プランの場合、その隣国のネットワークはプランの対象外なので、プランの国のネットワークを再び見つけるまでデータ通信が止まることがあります。2つ目は、普段の回線のデータローミングがオンになっていると、国境を越えた時点で携帯会社がローミング料金を請求し始める場合があることです。多くの携帯会社は新しい国に入ると歓迎のSMSを送ってくるので、その回線のローミングがオフになっているかを確認するいいきっかけになります。
オフラインマップ:いつでも使えるバックアップ
ロードトリップでは、どの国でも電波の届かない場所に出くわすことがあります。深い谷、高い峠、長いトンネルの中、国立公園など。驚かされる前に、あらかじめ想定しておきましょう。
出発前、自宅のWi-Fiにつながっているうちに、地図アプリでルート全体のオフラインエリアをダウンロードしておきます。スマートフォンのGPSはモバイルデータなしでも動くので、多くの地図アプリは、電波がなくてもダウンロードしたルートに沿って案内を続けられます。オフラインで使えなくなるのは、リアルタイムの交通情報、新しい場所の検索、通行止めを避けるルートの再検索で、これらは電波が戻ればすぐに使えるようになります。宿泊先の住所や予約確認をオフラインで保存し、翻訳アプリのオフライン言語パックをダウンロードしておくのもおすすめです。
レンタカーを受け取る前に
多くのロードトリップが実際に始まるのはレンタカーのカウンターです。そこは、データ通信ができないと気づくには最悪の場所。ちょっとした段取りで避けられます。
- 出発の数日前に、自宅のWi-FiでeSIMをインストールしておく。
- ルート全体のオフラインマップをダウンロードしておく。
- 誰かがスマートフォンを持っていなくても画面が見えるように、車載充電器、ホルダーまで届く長さのケーブル、スマートフォンホルダーを用意する。
- 着陸したら、HelloSIMの回線をオンにしてモバイルデータ通信の回線に設定し、その回線のデータローミングを有効にする。普段の回線のデータローミングはオフのままにしておく。
- 車が駐車中のうちに、最初の目的地までのルートを読み込んでおく。
道中でつながり続けるための習慣
- スマートフォンを充電しておく。 1日中画面をつけたままのナビはバッテリーを大きく消費するので、エンジンがかかっている間は充電しましょう。
- スマートフォンは同乗者に渡す。 ガソリンスタンドを探したり目的地を変更したりするのは、同乗者の役目です。
- 数日おきにデータを確認する。 アカウントやアプリで残量をチェックし、長距離ドライブの途中ではなく出発前に、同じeSIMにチャージしましょう。
- リアルタイムの位置情報を共有する。 夜遅くや人里離れた道を走るときは、誰かと共有しておきましょう。データはごくわずかしか使いません。
- 通話はデータ通信アプリで。 HelloSIMのeSIMはデータ専用なので、通話にはWhatsAppやFaceTimeなどを使いましょう。自分のSIMはスマートフォンに入ったままなので、いつもの番号での通話やSMSも使えます。
ルートの途中で何かが動かなくなったら、HelloSIMチームがメール([email protected])やアプリのライブチャットでサポートします。
